Rather Ripped / ラザー・リップト(2006)

Rather Ripped

  1. Reena
  2. Incinerate
  3. Do You Believe In Rapture?
  4. Sleepin Around
  5. What a Waste
  6. Jams Run Free
  7. Rats
  8. Turquoise Boy
  9. Lights Out
  10. The Neutral
  11. Pinks Steam
  12. Or
    Bonus Tracks
  13. Helen Lundeberg
  14. Eyeliner
  15. Do You Believe In Rapture? (Psychedelic Mix )

ジム・オルークが抜けて最初のアルバム。これまでのメジャー・レーベルから出したアルバムの中では最も聴きやすいが、これはサーストンがブロンディの『恋の平行線(Parallel Lines)』を意識したかららしい。

『恋の平行線』はブロンディが世界的な成功を収めるきっかけとなった3枚目のアルバムで、過去2作品のガレージパンク寄りな音から、よりポップになったもので、サーストンはこのアルバムがリリースされた当時はその変貌にガッカリしたそうだ。

しかしサーストンも歳をとったことから、ブロンディのアルバムの素晴らしさを再発見したらしく、自分たちも聴く人にすぐに「刺さる」曲をと思ったのがコンセプトとなったようだ。

確かにこの “Rather Ripped” がリリースされた当初はSYも大したことなくなったといったレビューや発言を結構見たと記憶している。俺はメンバーも歳をとったんだし少しは作風も変わるだろと思っていたので、あまり気にならなかったし、当時から結構聴いていたほうだった。

本作のツアーから、元ペイヴメントのベーシストであるマーク・イボルドが参加し、正式なメンバーとなっている。

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