Rather Ripped / ラザー・リップト(2006)
2006年6月3日
2019年6月25日
- Reena
- Incinerate
- Do You Believe In Rapture?
- Sleepin Around
- What a Waste
- Jams Run Free
- Rats
- Turquoise Boy
- Lights Out
- The Neutral
- Pinks Steam
- Or
Bonus Tracks - Helen Lundeberg
- Eyeliner
- Do You Believe In Rapture? (Psychedelic Mix )
ジム・オルークが抜けて最初のアルバム。これまでのメジャー・レーベルから出したアルバムの中では最も聴きやすいが、これはサーストンがブロンディの『恋の平行線(Parallel Lines)』を意識したかららしい。
『恋の平行線』はブロンディが世界的な成功を収めるきっかけとなった3枚目のアルバムで、過去2作品のガレージパンク寄りな音から、よりポップになったもので、サーストンはこのアルバムがリリースされた当時はその変貌にガッカリしたそうだ。
しかしサーストンも歳をとったことから、ブロンディのアルバムの素晴らしさを再発見したらしく、自分たちも聴く人にすぐに「刺さる」曲をと思ったのがコンセプトとなったようだ。
確かにこの “Rather Ripped” がリリースされた当初はSYも大したことなくなったといったレビューや発言を結構見たと記憶している。俺はメンバーも歳をとったんだし少しは作風も変わるだろと思っていたので、あまり気にならなかったし、当時から結構聴いていたほうだった。
本作のツアーから、元ペイヴメントのベーシストであるマーク・イボルドが参加し、正式なメンバーとなっている。