Goo (1990)

Goo

Dirty Boots / Tunic (Song for Karen) / Mary-Christ / Kool Thing / Mote / My Friend Goo / Disappearer / Mildred Pierce / Cinderella’s Big Score / Scooter + Jinx / Titanium Expose

“Bad Moon Rising”の頃からメジャーへの誘いはあったようだが、SYはそれを頑なに拒否してきた。なぜなら彼らはインディーからメジャーへ行ってダメになってしまったバンドをたくさん見てきたからだ。メジャーレーベルの言いなりになってしまって腑抜けになったバンドなんて何もアメリカだけの話ではないから聴く側もそれは分かる。

インディーからメジャーへ移るとファンも入れ替わるのだろうか?SYはどうだったのか?それはゲフィン・レコード移籍後第1弾となるこのアルバムを聴けば分かるだろう。そう、特に変わったところはない。SYはゲフィンとの契約において、全ての活動の自由を保障されていた。サイド・プロジェクトをやろうが、自分たちで勝手にレコードを出そうが一向に構わないという、アーチスト側からすれば夢のような契約ではあると思う。

曲もジャケットも全然コマーシャルではないこのアルバムではあるが、これが後に90年代オルタナティヴ・ロックへの道を切り開くきっかけとなったのは言うまでもない。この後SYはゲフィンにニルヴァーナとの契約を勧めた。その後のことはきっと自分より皆さんの方がご存じだと思う。俺は当時はSYにしか興味がなかったから・・・。

hiroumi

関連記事