the eternal を聴いた感想

なんとなく曲ごとの感想でも

01.Sacred Trickster
リリース前にあちこちで「SY流ハードコア」みたいに言われていたけど、
曲が短くて速ければハードコアか!なんて思ったりして。
だけど実際に聴いてみるとなるほどと感じることもあって、
そういえばこんなタイプの曲は最近はなかったかな?
キムがこういう曲を歌うのはすごく合ってますね。

02.Anti-Orgasm
リーとサーストンがギターを掻き鳴らす姿が目に浮かびます。
だんだんとはまってきて、アルバム中一番好きな曲かも。

03. Leaky Lifeboat (for Gregory Corso)
サーストンとキムがデュエットしている曲があるって事前情報ではあったが、
これのこと? Anti-Orgasm もソレっぽいけど、ハモってると言ったほうがしっくり来る。
“Sister”に入っていてもおかしくないタイプの曲。

04. Antenna
アルバム前半のハイライトはこの曲でしょう。
ギターのノイズでラジオのチューニングのような音を表現していてカッコイイ。
夜の空を電波が浮遊しているような感じ。
すでに4月ぐらいからライヴのレパートリーに入っているようだ。

05. What We Know
リーのヴォーカル曲。イントロ聴いたときは”Rats”かと思った。
この曲もかなり好きだ。リーはソロ・アルバムとなるとノイズオンリーになるけど、
こういうヴォーカル入りのアルバムを出して欲しいと常に願っている。

06. Calming The Snake
これは”Sonic Nurse”の「マライア・キャリー」(”Kim Gordon and the Arthur Doyle Hand Cream”)
っぽい雰囲気を持ったキムのヴォーカル曲。
ライヴ映えしそうだし、実際に4月にはすでにセットリストに入っていたみたい。

07. Poison Arrow
この曲はイントロと終わり方が好き。

08. Malibu Gas Station
アルバム後半のハイライトはこの曲かな。
疾走する感じと曲の展開が素晴らしくて、
終わりのほうで一回グシャグシャになるところなんか最高だね。

09. Thunderclap For Bobby Pyn
この曲を聴いているとSYが若返ったように感じる。
「オゥオゥ、イェィイェィ!」ってコーラスがずっと耳に残ってしまって、
至るところで思い出して口ずさんでしまうw

10. No Way
アルバム中最も早くできた曲で、昨年からすでにライヴで演奏されていただけに、
どことなく “Rather Ripped”に近い雰囲気がある。

11. Walkin Blue
久々にリーのヴォーカル曲が2曲!これは嬉しいね。
後半の延々と続くギターがツボにはまって気持ちいい。

12. Massage The History
SYにしては珍しいタイプの組曲っぽい展開。
アコースティック・ギターが鳴って、サーストンのソロ・アルバムを思い出す。
中盤ではSYらしい展開で盛り上がってます。
キムの囁くようなヴォーカルもいいね。

アルバムを聴いて最初に感じたのは、雰囲気が “Washing Machine”とか “A Thousand Leaves” っぽいなと。
前作よりはゴツゴツした感じの音になっていて、”Rather Ripped” に対してネガティヴな印象を持っていた人にも受けは良いのではないでしょうか。

もちろん俺はすぐに気に入ってしまって聴きまくりです。前作、さらにその前と遡っても、このアルバムがどこか違うなと思うのはダウナーだったりスローなテンポの曲がないからかな?

ボーナストラックは実はあまり聴いてません。”Massage The History”で締めるところにこのアルバムの魅力があると思います。皆さんはどう聴かれたでしょうか?

2件のコメント

  • 同じくボーナストラックはいらないと思いますね。ボーナス・ディスクのライブ盤は最高ですが。

  • robinさん
    ここ数作のボーナス・トラックは正直すべて邪魔ですw
    曲自体はどれもいいと思うけど、やっぱりアルバムとして考えるとちょっと違うかなって思うものが多いと思ってます。
    ボーナス・ライヴ盤はオフィシャルなライヴ盤という意味では初めてじゃないでしょうかね!?

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